「矯正で歯を抜きたくない」方へ|AI横顔診断×マウスピース矯正で"抜かずに整える"選択肢 | スター歯科クリニック西宮北口駅前院

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「矯正で歯を抜きたくない」方へ|AI横顔診断×マウスピース矯正で“抜かずに整える”選択肢

投稿日:2025年10月27日

カテゴリ:歯列矯正

「矯正をしたいけれど、できれば歯は抜きたくない」——そんな想いを抱く方は少なくありません。
歯を抜くことへの不安、痛みへの心配、そして「本当に抜かないときれいにならないの?」という疑問。スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、こうした声に応えるために、AIによる横顔シミュレーションを活用し、「抜歯すべきか・抜かずに整えられるか」を科学的に診断しています。

さらに、マウスピース矯正・インプラントアンカーによる遠心移動・拡大装置による上顎拡大といった先進技術を組み合わせ、できる限り歯を抜かずに整える治療を行っています。
駅直結の通いやすい環境と、専門医チームによる精密な診断体制のもと、あなたの理想の笑顔と自然な横顔を実現します。

歯を抜かない矯正治療とは?

「非抜歯矯正」とは、健康な歯をできる限り抜かずに、歯並びや噛み合わせを整える矯正方法のことです。
通常、歯列が重なっていたり、あごが小さい場合には「スペースを確保するために抜歯を伴う矯正」が選ばれることがあります。しかし、最新の技術を用いれば、歯を動かす方向やあごの幅を工夫することで、抜かずにきれいに整える選択肢が広がっています。

当院では、まずAIによる横顔シミュレーションで「抜歯した場合」と「非抜歯の場合」の両方を比較し、見た目やバランスを可視化。歯列拡大・遠心移動・IPR(歯の間をわずかに削る処置)などを組み合わせ、患者さまの骨格や口元に合わせた最適なプランを立てます。

抜かない矯正は、自然な笑顔・調和の取れた横顔・健康的な咬み合わせを目指す現代的な治療法です。
次では、なぜ「歯を抜かずに矯正したい方」が増えているのか、その背景を見ていきましょう。

歯を抜かずに矯正したい方が増えている理由

近年、「できるだけ歯を抜かずに矯正したい」という方が確実に増えています。
背景には、「健康な歯を残すこと」への意識の高まりがあります。昔は歯並びを整えるために抜歯が当然とされていましたが、現在は医学的な進歩によって、歯を残したままでも十分にきれいに整えられるケースが増えています。

また、抜歯によって生じるリスク——たとえば咬み合わせの変化・歯の移動量の増加・口元の変化など——を心配される方も少なくありません。特に女性を中心に、「横顔のラインを保ちたい」「自然な口元を残したい」という審美的な理由から、非抜歯矯正を希望するケースが増えています。

スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、AI横顔シミュレーションを活用して、抜く・抜かないによる見た目の違いを事前に確認できます。
納得したうえで治療を選択できるため、「抜かない矯正」に安心して取り組めるのも大きな特徴です。

非抜歯矯正で行う代表的な方法

「非抜歯矯正」は、ただ“抜かない”という選択をするだけでなく、限られたスペースをどのように確保するかが鍵になります。
当院では、患者さま一人ひとりの骨格や歯列の状態に合わせて、主に次の3つの方法を組み合わせて行います。

  1. 歯列拡大
     あごの幅を広げ、歯が並ぶためのスペースを作る方法です。特に上あごが狭い方には、急速拡大装置という歯や骨に固定するタイプの拡大装置を使用し、成人でも安全にあごを広げることができます。

  2. 奥歯の遠心移動
     奥歯を少しずつ後方に移動させることで、前歯のためのスペースを作る方法です。インプラントアンカーという矯正専用のミニインプラントを利用し、より正確かつ効率的に歯を動かすことが可能です。

  3. IPR(ディスキング)
     歯の間をほんのわずか(約0.1〜0.3mm)削ってスペースを生み出す処置です。見た目に変化はなく、痛みもほとんどありません。歯を抜かずにきれいに並べるための繊細なテクニックです。

これらの手法を、AIによる診断データと3Dシミュレーションをもとに最適化し、「抜かずに整える」矯正計画を立てます。
次では、この中の一つである「IPR(ディスキング)」について、もう少し詳しく見ていきましょう。

IPR(ディスキング)とは

「IPR(Interproximal Reduction)」、日本語では「ディスキング」と呼ばれる処置は、歯の間をほんの少しだけ削ってスペースを確保する方法です。
削る量はわずか0.1〜0.3mmほど。髪の毛の太さ程度のごく小さな範囲で、歯の健康を損なわずに自然なスペースを作ることができます。

この方法の大きなメリットは、見た目の変化がほとんどなく、痛みもほとんど感じない点です。エナメル質の表面を滑らかに整えるだけなので、麻酔も不要なケースがほとんど
「抜かずに整えたい」「歯列を自然に収めたい」という方にとって、非常に有効なテクニックです。

スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、拡大鏡を用いた精密なディスキングを行い、削りすぎや形態変化が起きないように慎重にコントロールしています。
IPRは単独で使うこともありますが、遠心移動(インプラントアンカー)や拡大(急速拡大装置)との併用で、より美しくバランスのとれた非抜歯矯正を実現します。

非抜歯矯正の限界と注意点

「歯を抜かずに矯正できるなら、それが一番いい」と思われる方は多いでしょう。
しかし、非抜歯矯正がすべての症例に適しているわけではありません。
あごの骨格や歯の大きさ、顔全体のバランスによっては、無理に歯を残すことで逆に「口元が前に出る」「笑ったときに歯が強調される」など、理想と違う結果になることがあります。

たとえば、上下のあごが小さく歯列が重なっている方の場合、非抜歯で無理に並べると、横顔のEライン(鼻・唇・あごのバランス)が崩れるケースも。
また、歯列拡大や遠心移動には限界があり、過度な移動は歯ぐきへの負担や歯根の傾斜につながるリスクも伴います。

そこで当院では、AIによる横顔シミュレーションを用いて、「非抜歯にできる限界ライン」を明確に診断します。
抜歯・非抜歯のどちらがより美しく、健康的な結果につながるかを可視化し、患者さまと一緒に治療方針を選びます。

「抜かない」ことが目的ではなく、“バランスよく整うこと”がゴール
そのための最適解を、科学的な根拠と丁寧なカウンセリングで導き出します。

抜歯を検討したほうが良いケースとは

「なるべく歯を抜きたくない」と思う気持ちはとても自然です。
しかし、すべてのケースで“非抜歯”が最適とは限りません。
歯の大きさに対してあごが小さい方や、歯列の重なり(叢生)が強い方、そして口元が前に出ている(口唇突出)タイプの方では、抜歯を行った方が横顔や噛み合わせのバランスが美しく整うことがあります。

抜歯を行う主な目的は「スペースの確保」です。
歯を正しい位置に並べるための余裕が足りないと、無理な移動によって歯が外側に傾いたり、歯ぐきが薄くなるリスクもあります。
また、口元の突出が強い場合には、抜歯によってEライン(鼻先とあご先を結んだライン)を整え、横顔をより自然にすることができます。

スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、AI横顔シミュレーションを活用して、抜歯した場合/しない場合の横顔の変化を比較。
「どちらのほうが自分の理想に近いか」を患者さま自身が確認しながら、納得のうえで選択できる体制を整えています。

次では、特に重要な「横顔と口元のバランス」について、もう少し詳しく解説します。

横顔と口元のバランスが重要

矯正治療において、見逃されがちなのが「横顔の美しさ」です。
歯並びが整っていても、口元が前に出すぎていると、横から見た印象が不自然に見えることがあります。
そこで注目されるのが、鼻先とあご先を結んだ「Eライン(エステティックライン)」です。唇がこのラインに調和しているかどうかが、横顔のバランスを左右します。

AI横顔シミュレーションを使うと、抜歯した場合/しない場合でEラインがどのように変化するかを視覚的に比較できます。
たとえば、もともと口元が前に出ている方では、抜歯によって前歯を少し内側に下げることで、より自然で上品な印象に整うことがあります。
一方で、横顔をあまり引っ込めたくない方、ふっくらとした口元を残したい方には、非抜歯矯正が適しているケースもあります。

スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、AI診断をもとに「見た目の変化」を数値と画像で確認しながら、患者さまの理想に寄り添った矯正プランをご提案しています。
「どんな横顔になりたいか」を一緒に確認できるため、治療後のギャップを防ぎ、納得度の高い結果につながります。

抜歯によるメリットとデメリット

矯正治療で抜歯を行うことには、明確なメリットと、理解しておくべきデメリットの両面があります。
どちらも知ったうえで判断することが、後悔のない治療選択につながります。

メリット

抜歯を行う最大の利点は、十分なスペースを確保できることです。
歯をきれいに並べるための余裕が生まれるため、無理な傾斜や突出を避けながら正しい位置に整えることができます。
また、口元の突出が気になる方では、前歯を自然に引き込み、横顔のライン(Eライン)を改善する効果も期待できます。
さらに、噛み合わせの安定性が高まり、治療後の後戻りリスクを抑えられる点もメリットです。

デメリット

一方で、抜歯を伴う治療は治療期間がやや長くなる傾向があります。
また、抜歯部位の管理や歯列の微調整が必要になるため、慎重なコントロールが求められます。
さらに、口元の引っ込み具合が想定よりも強くなってしまうと、表情に変化が出ることもあるため、事前のシミュレーションが非常に重要です。

スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、AI横顔シミュレーションを用いて、「抜歯した場合」と「非抜歯の場合」それぞれの仕上がりをリアルに比較
機械的に「抜く・抜かない」を決めるのではなく、見た目・機能・健康のすべてを考慮したうえで最適な判断を行います。

当院が行う「抜かない可能性を高める」最新矯正技術

スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、“抜かずに整える”ための選択肢を最大限に広げることを目指しています。
従来の矯正では難しかった症例でも、AI診断とスケルタルアンカレッジ技術(骨に固定源をつくる方法)を組み合わせることで、抜歯を回避できるケースが増えています。

具体的には、マウスピース矯正・インプラントアンカー(遠心移動)・急速拡大装置(顎拡大)・スケルタルアンカレッジといった最新技術を組み合わせ、歯列の幅や奥行きを自在にコントロール。
必要なスペースを確保しながら、自然な横顔と調和のとれた口元を実現します。

また、これらの治療はすべてAI・CT・3Dスキャンによる精密分析をもとに設計されます。
歯や骨の動きをシミュレーションし、どの手法が最も負担を少なく、かつ美しい結果につながるかを科学的に判断。
駅直結の便利な立地ながら、大学病院レベルのデジタル設備を完備している点も当院の大きな強みです。

次では、それぞれの代表的な技術——マウスピース矯正・インプラントアンカー・急速拡大装置・スケルタルアンカレッジ・AIシミュレーション——について、順にご紹介します。

マウスピース矯正の専門性

 

スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、透明で目立たないマウスピース矯正(インビザライン)を中心に、患者さま一人ひとりの歯並びに合わせた精密な治療を行っています。
院長・生野医師はインビザライン認定ドクター
であり、これまでに多数の症例を手がけてきた経験豊富な矯正医です。

マウスピース矯正は、ただ“見えない矯正”というだけでなく、歯の動きをコンピュータ上で精密に設計できるデジタル矯正です。
事前にAIシミュレーションを行うことで、「抜歯をせずに歯を動かせるか」「どのくらいスペースが確保できるか」を高精度に予測できます。
また、従来のワイヤー矯正よりも奥歯の遠心移動(後方への移動)に適しており、抜かずにスペースを作る非抜歯矯正との相性が非常に良いのが特徴です。

さらに、当院では専用スキャナーによる口腔内3Dスキャンを導入しており、型取りの不快感を最小限に。
通院回数も比較的少なく済むため、忙しい社会人や主婦の方にも選ばれています。
「できるだけ歯を抜かずに」「目立たずに」「快適に」——そんな理想を叶える治療が、マウスピース矯正です。

インプラントアンカーによる遠心移動とは

「遠心移動」とは、奥歯を後方(のど側)へ少しずつ動かすことで前歯を並べるスペースを作る方法です。
その際に活躍するのが、インプラントアンカーと呼ばれる、矯正専用の小さなチタン製インプラントです。
これをあごの骨に固定することで、歯を効率よく・正確に動かす“固定源”として利用します。

従来のワイヤー矯正では、奥歯を動かすと他の歯も一緒に動いてしまい、十分なスペースが作れないことがありました。
しかしインプラントアンカーを使うと、狙った歯だけを確実に後方へ移動させることができるため、健康な歯を抜かずに矯正できる可能性が大きく広がります。

スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、AI診断と3Dデジタル設計を組み合わせ、インプラントアンカーの埋入位置や角度をミリ単位でシミュレーション。
安全で再現性の高い遠心移動を実現しています。
さらに、マウスピース矯正との併用により、目立たず快適に「抜かずに整える」ことが可能です。

このインプラントアンカー遠心移動は、まさに“抜歯しないための現代的アプローチ”といえるでしょう。

急速拡大装置による顎の拡大

「急速拡大装置」とは、骨に固定して上あごの幅を拡げる最先端の拡大装置です。
従来の拡大装置は主に成長期の子どもに適用されていましたが、大人用の急速拡大装置はスクリューを骨に直接固定することで、成長が止まった大人でも顎を広げられるのが大きな特徴です。

上あごが狭いまま歯を並べようとすると、どうしても前歯が外に傾いたり、口元が前に出てしまうことがあります。
急速拡大装置を用いた顎の拡大によって、歯が自然に並ぶためのスペースを確保できるため、抜歯せずに整えるための基盤をつくることができます。

当院では、CTによる骨厚測定とAIシミュレーションを行い、急速拡大装置を安全に装着できるかどうかを精密に診断
必要に応じてインプラントアンカーとの併用も行い、あご全体のバランスを見ながら無理のない拡大を実現します。

特に、受け口気味の方や、横顔の幅が狭く「笑ったときに歯が奥まって見える」方には、急速拡大装置が効果的です。
顎の拡大は単なる“幅の問題”ではなく、顔全体の調和を整える重要なプロセスなのです。

スケルタルアンカレッジとは

「スケルタルアンカレッジ」とは、歯ではなく骨(スケルトン)を固定源として歯を動かす最先端の矯正技術です。
従来の矯正では、奥歯などの“他の歯”を支えにして歯を引っ張っていましたが、この方法では支えとなる歯も動いてしまうことがありました。
スケルタルアンカレッジでは、チタン製のミニスクリューやプレートを骨に固定することで、動かしたい歯だけを正確にコントロールすることができます。

この技術により、従来なら抜歯が必要と判断されていた症例でも、歯を抜かずにスペースを作ることが可能になりました。
また、垂直的な歯の移動や、骨格レベルでの歯列調整も可能になるため、より自然で調和の取れた仕上がりが期待できます。

スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、インプラントアンカー・急速拡大装置・フェイスマスクなど、さまざまなスケルタルアンカレッジ手法を症例に応じて使い分けています。
AIによる骨格診断データをもとに、固定源の位置・角度・深さをミリ単位で設計し、より安全で確実な歯の移動を実現。

このような骨を基盤とした最新矯正技術の導入により、当院では「抜かずに整える可能性」をこれまで以上に高めることができています。

AI横顔シミュレーションで“未来の自分”を確認

「もし歯を抜かずに矯正したら、私の横顔はどうなるの?」——
そんな疑問に、当院ではAI横顔シミュレーションでお答えしています。

AIが患者さまの顔貌写真やCTデータを解析し、
「抜歯した場合」と「非抜歯の場合」それぞれの横顔ラインを比較表示。
Eライン(鼻先とあご先を結ぶライン)や口元の突出度、フェイスラインのバランスなどを、数字と画像の両方で“見える化”します。

これにより、これまで専門家の感覚に頼っていた部分が、誰にでも分かりやすい形で可視化されるようになりました。
「抜くべきか・抜かないべきか」をAIが客観的に示すことで、
患者さまは“未来の自分”を確認しながら納得して治療方針を選べる**のです。

スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、AIシミュレーションをすべての矯正プランに導入。
治療前に「口元がどのように変わるのか」を共有し、理想の仕上がりをチームでデザインします。
単に歯並びを整えるだけでなく、顔全体の印象までトータルでプロデュースする——それが当院の「AI × 矯正治療」の強みです。

抜歯しないでも口元を整える補助手法

「抜歯はしたくないけれど、口元はすっきり整えたい」——
そんな方のために、当院では**“抜かずに口元を引き締める”ための補助手法**を取り入れています。

非抜歯矯正で美しく整えるためには、単に歯を動かすだけでなく、
歯列全体のバランスを微調整しながら、奥行き・幅・角度をトータルにコントロールすることが重要です。
そのために行うのが、IPR(ディスキング)・遠心移動・歯列拡大を組み合わせた「ハイブリッドアプローチ」。

これらの方法を適切に組み合わせることで、
歯を抜かずにスペースを確保しつつ、自然で上品な口元ラインを実現することができます。

次では、それぞれの補助手法を具体的に見ていきましょう。
「IPRによるスペース確保」「マウスピース矯正の遠心移動機能」「拡大+遠心移動+IPRのハイブリッドアプローチ」について順に解説します。

IPRによるスペース確保

IPR(Interproximal Reduction)は、歯を抜かずにスペースを作るための基本的かつ重要な手法です。
歯と歯の間をごくわずかに削ることで、歯列全体を無理なく整える余裕を生み出します。

特に、口元のわずかな突出を引っ込めたい場合に効果的です。
前歯がわずかに前に出ているケースでは、0.1〜0.3mm単位の微調整を複数の歯で行うことで、
全体として数ミリ分のスペースを確保でき、結果的に自然な引き締まった口元を実現できます。

当院では、AIシミュレーションと顕微鏡レベルの拡大視野を活用し、
削る量や位置をミリ単位で設計。歯の健康を守りながら、見た目の美しさも両立することを大切にしています。

IPRは単独でも有効ですが、遠心移動や拡大と組み合わせることで、
より高い精度で「抜かずに整える」治療を可能にします。

マウスピース矯正の遠心移動機能

マウスピース矯正は、「目立たない矯正」という印象が強いですが、実は奥歯を後方に動かす“遠心移動”が得意な治療法でもあります。
デジタル上で歯の移動量・方向・タイミングを正確に設計できるため、従来のワイヤー矯正よりもコントロール性が高く、抜歯せずにスペースを確保できる可能性が広がっています。

たとえば、前歯が重なっている場合でも、AIシミュレーションで奥歯の遠心移動を計画的に行えば、
健康な歯を抜かずに歯列を整えることが可能です。
さらに、段階的にマウスピースを交換して歯を少しずつ動かすため、痛みが少なく、歯や歯ぐきへの負担も軽減できます。

スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、インプラントアンカーを併用することで、
マウスピース矯正単体では難しかった遠心移動も、より安定的かつ効率的に実現しています。
AIで動きを予測し、実際の歯の移動データを追跡しながら治療を進めるため、
「抜かずに整える」治療を確実性と安全性を両立して行うことができます。

拡大+遠心移動+IPRのハイブリッドアプローチ

歯を抜かずにきれいな歯並びを実現するためには、1つの方法に頼らず、複数の手法を組み合わせることが重要です。
スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、歯列拡大・遠心移動・IPRを組み合わせた「ハイブリッドアプローチ」によって、
非抜歯での矯正成功率を高めています。

これらをAIシミュレーションとCT解析によって精密に設計することで、
患者さまの骨格や口元の特徴に最も合ったスペースづくりを行います。

この“3方向からのアプローチ”により、歯を抜かずに美しいアーチラインを形成できるだけでなく、
横顔の自然なバランスや、咬み合わせの安定性も同時に実現します。
まさに、デジタル技術と臨床経験を融合させた「現代の非抜歯矯正」といえる治療法です。

治療の流れと診断ステップ

スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、
矯正治療をすべてAI・CT・3Dスキャンによる精密データ分析のもとで行っています。
「抜歯するかどうか」を感覚で判断するのではなく、
科学的な根拠に基づいて“抜かずに整えられる可能性”を正確に診断します。

治療のプロセスは、次の3つのステップで進みます。


1. カウンセリング・資料採得

まず、患者さまのご希望やお悩みを丁寧にヒアリングします。
その後、口腔内スキャン・レントゲン・CT・横顔写真を撮影し、歯列と骨格の状態を詳細に分析。
噛み合わせ・歯の位置・骨の厚み・顔全体のバランスを多角的に評価します。


2. AIシミュレーションで仕上がり比較

AIが解析したデータをもとに、「抜歯した場合」と「非抜歯の場合」それぞれの仕上がりをシミュレーション。
横顔のラインや歯列の変化を画像で確認できるため、
患者さま自身が“未来の自分”を具体的にイメージしながら選択できます。


3. 治療プランの確定

診断結果とご希望を照らし合わせ、最適な矯正プランを提案します。
マウスピース矯正、インプラントアンカー、急速拡大など、複数の手法を組み合わせることで、
できる限り「歯を抜かない治療」を目指します。

全行程はデジタルで設計・管理され、治療の進行もAIがモニタリング。
精密かつ再現性の高い矯正治療を実現しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 抜歯しない矯正でも本当にきれいになりますか?

A. はい。歯列拡大・遠心移動・IPRなどの最新技術を組み合わせることで、抜かずに自然な歯並びを整えることは十分可能です。
ただし、すべての症例が非抜歯で対応できるわけではありません。
当院ではAIシミュレーションで「抜歯あり/なし」両方の仕上がりを比較し、最も美しいラインを一緒に検討します。


Q2. 抜かない矯正は痛みがありますか?

A. マウスピース矯正やインプラントアンカーを用いた矯正は、従来のワイヤー矯正に比べて痛みが少ないのが特徴です。
段階的に歯を動かすため、圧力が分散され、違和感も軽減されます。
当院では、痛みやストレスを最小限に抑えるため、3Dデータで力の方向や強さをシミュレーションしています。


Q3. AI診断では何を見ているのですか?

A. AI横顔シミュレーションでは、口元の突出度・Eライン・歯列弓の幅・骨格バランスなどを解析します。
そのうえで、「抜歯した場合/しない場合」の顔貌変化を画像化し、
科学的根拠にもとづいた判断材料としてご覧いただけます。
「どんな横顔になりたいか」を自分の目で確認できるため、安心して治療方針を選択できます。


Q4. 他院で「抜歯が必要」と言われました。それでも相談できますか?

A. もちろんです。
当院ではセカンドオピニオンとしてのAI診断も行っています。
他院で抜歯が必要と言われた方でも、遠心移動や拡大の組み合わせで抜かずに整えられるケースがあります。
一度、AIシミュレーションで「抜かずに整える可能性」を一緒に確認してみましょう。

まとめ:AI診断と最新技術で“抜かずに整える”という選択を

「矯正したいけれど、歯は抜きたくない」——
その想いを叶えるために、スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、
AI横顔シミュレーションと最新の矯正技術を組み合わせた“非抜歯矯正”を行っています。

マウスピース矯正、インプラントアンカーによる遠心移動、急速拡大装置、そしてスケルタルアンカレッジ——
それぞれの技術を精密に組み合わせることで、歯を抜かずに整える可能性を最大限に高めています。
また、AI診断により「抜歯した場合/しない場合」の仕上がりを比較できるため、
感覚ではなく科学的な根拠に基づいて納得のいく判断が可能です。

非抜歯矯正は、見た目だけでなく、噛み合わせや横顔のバランスにも深く関わる治療。
だからこそ、経験と技術、そして診断の正確さが求められます。
当院では、患者さまの希望を大切にしながら、
「抜かないで整える」か、「抜いてより美しくする」かを共に考える診療を心がけています。

まずはお気軽に、AI診断を含む無料カウンセリングでご相談ください。
あなたの理想の笑顔と横顔に、科学の力で一歩近づくお手伝いをいたします。

編集責任者について

本記事は、スター歯科クリニック西宮北口駅前院 院長・生野智也(ISOI国際口腔インプラント学会認定医・インビザライン認定医)が、実際の臨床経験と知見をもとに執筆しております。


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