歯茎が下がるのはなぜ?歯周病・ブラッシング・生活習慣から考える歯肉退縮の真実|西宮北口歯医者スター歯科

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歯茎が下がるのはなぜ?歯周病・ブラッシング・生活習慣から考える歯肉退縮の真実

投稿日:2026年1月27日

カテゴリ:スタッフブログ

この記事はスター歯科クリニック西宮北口駅前院の歯科医師:岡田が執筆しています。

歯茎が下がって歯が長く見える、冷たいものがしみる、最近歯磨きがしづらい──。
このような「なぜ歯茎が下がるのか」という疑問は、多くの方が抱えるお口の悩みです。歯肉退縮は自然に進行するわけではなく、歯周病・ブラッシング習慣・噛み合わせ・生活習慣・加齢など複数の要因が積み重なって起こります。放置すると知覚過敏や根元むし歯、見た目の変化につながるため、早期に原因を見極めることがとても重要です。

当院では、まず患者様のお悩みや生活背景を丁寧に伺い、歯周ポケット検査・レントゲン・CT・拡大鏡による視診などを組み合わせて、歯茎が下がる原因を多角的に評価します。また、担当歯科衛生士制を採用しており、初診から継続的に口腔環境の変化を見守ることで、細かな退縮のサインや炎症の兆候も見逃さず対応できる体制を整えています。必要に応じて唾液検査(SiLL-Ha)でリスクを数値化し、患者様に合わせた予防プランを作成するのも大きな特徴です。

さらに、治療が必要なケースでは、歯周病治療・噛み合わせの見直し・生活習慣改善のアドバイスなど、原因に応じた複合的なアプローチを実施します。外科処置(歯肉移植・再生療法)が適応となる場合は、術野の精度を高めるため、必要に応じてマイクロスコープを併用することもあります。

この記事では、「歯茎が下がる理由」を深く理解していただけるよう、原因・予防法・治療法までを体系的に解説しながら、当院が大切にしている「できるだけ歯を残す」という治療理念についても紹介します。


歯茎が下がる(歯肉退縮)とは?

歯茎が下がる(歯肉退縮)とは、歯を支える歯茎の位置が徐々に下がり、歯の根元が露出してくる状態を指します。一見すると「歯が長くなっただけ」のように感じますが、実際には歯周組織が弱り、根面が外の刺激にさらされてしまっている危険なサインです。根面はエナメル質よりも弱いため、むし歯になりやすく、知覚過敏が起きやすいといった問題を引き起こします。

歯肉退縮は、痛みが伴わないまま静かに進行するのが特徴です。たとえば、

  • 歯周病による組織破壊

  • 無意識のブラッシング圧

  • 噛み合わせの偏りや歯ぎしり

  • 生活習慣(喫煙・口呼吸・ストレスなど)

  • 加齢による歯茎の薄化
    など、複数の原因が時間をかけて積み重なることで後退が進みます。

特に初期の退縮は「少し歯茎が下がったかな?」程度の変化しか見られず、患者様ご自身が気づけないケースが大半です。当院では、歯周ポケット検査・レントゲン・CT・拡大鏡による詳細な視診を組み合わせ、肉眼では捉えにくい退縮の兆候も丁寧に確認しています。また担当歯科衛生士制のため、毎回同じ衛生士が口腔内を継続的に観察し、過去からの変化を比較できる点も大きな強みです。

早期に気づき適切に対応することで、歯茎がこれ以上下がらないようにコントロールできる場合が多くあります。次の項目では、歯茎が下がることで実際にどのようなトラブルが生じるのかを、具体的に解説します。



歯茎が下がると起こるトラブル

歯茎が下がると、見た目・機能・健康のすべてに影響が及びます。初期は「歯が長く見えるかな?」といった小さな違和感だけですが、実際には複数のトラブルが同時に進行していることも珍しくありません。ここでは、歯肉退縮によって起きやすい代表的な問題を、具体例を交えて解説します。

① 見た目の変化(審美性の低下)
歯茎が下がると歯の根元が見え、歯が長く見えるため、老けた印象につながります。笑ったときに黒い影や段差が気になり、「写真に写るのが嫌になった」という相談を受けることもあります。特に前歯の退縮は目立つため、心理的な負担が大きくなりやすい傾向があります。

② 知覚過敏の発生
露出した歯根は、象牙質という刺激に弱い層で構成されています。そのため、
・冷たい飲み物がしみる
・歯ブラシが当たると痛い
・風が当たるだけでツーンとする
など、日常生活に支障をきたす知覚過敏が出やすくなります。これは「症状が進んでいるサイン」であり、原因の把握と改善が必要になります。

③ 根面むし歯(根面う蝕)のリスク増加
歯根はエナメル質に覆われていないため、むし歯に非常に弱い部分です。そこへプラークが付着すると、むし歯が一気に進行してしまうことがあります。特に高齢の方や、ブラッシングが痛くて十分に磨けない方は注意が必要です。

④ 歯周病の悪化・歯の揺れ
歯茎が下がる背景に歯周病がある場合、進行とともに歯を支える骨が減り、
・歯が動く
・噛み合わせが変わる
・物が挟まりやすい
といった症状が現れます。これがさらに歯茎の退縮を加速させる悪循環を生みます。

⑤ セルフケアが難しくなり、さらに退縮が進む
歯茎が下がると、根元に段差ができ、歯ブラシの毛先が当たりにくくなります。また、痛みが出るとブラッシングを避けてしまうため、プラークが溜まり、歯周病やむし歯が悪化しやすくなります。

当院では、こうした細かな変化を見逃さないよう、担当歯科衛生士が毎回の検診で前回との違いを比較する「経過管理」を重視しています。小さな変化の段階で原因を特定し、ブラッシング方法の調整や生活習慣の見直しを早期に行うことで、進行を最小限に抑えることができます。

主な原因① 歯周病による組織破壊

歯茎が下がる原因の中で、最も深く関わっているのが歯周病です。歯周病は歯茎の炎症だけでなく、歯を支える骨(歯槽骨)や歯根膜といった歯周組織全体を徐々に破壊していく病気です。そのため、進行に伴って歯茎の位置が下がり、歯の根元が露出してしまいます。初期段階では痛みや腫れなどのわかりやすい症状がほとんどないため、「気づいたときには歯が長く見えていた」という方も珍しくありません。

歯周病が歯茎を下げる仕組みは、細菌によって引き起こされる慢性的な炎症にあります。歯周病菌が作る毒素は歯茎に炎症反応を起こし、その炎症が持続すると、歯周組織の繊維が破壊されていきます。さらに進行すると、歯を支える骨が溶ける「骨吸収」が起こり、支えを失った歯茎が下へと下がるように見えるのです。これは自然治癒が難しく、放置すればするほど後戻りしづらい状態へ進んでしまいます。

当院では、歯周病による歯茎退縮を防ぐために、担当歯科衛生士制による継続的な管理と、歯周病に精通した歯科医師による総合的な診断を組み合わせています。診査では歯周ポケットの深さ・出血の有無・骨吸収の程度を慎重に確認し、レントゲンやCT画像を用いて歯周組織の状態を立体的に把握します。また、拡大鏡による視認性の高い診査により、わずかな炎症・初期の歯石・根面の粗さといった微細な変化も見逃しません。

さらに、炎症を悪化させる生活習慣がないか、セルフケアの方法が適切かどうかも診断プロセスの重要なポイントです。当院では唾液検査(SiLL-Ha)を活用することで、細菌のバランスや炎症リスクを数値化し、「なぜその人に歯周病が起きやすいのか」を科学的に把握します。こうして得られた情報をもとに、治療計画を一人ひとりに合わせて組み立てていきます。

歯周病は進行のスピードが人によって大きく異なります。そのため、表面的な症状だけを見て判断するのではなく、患者様の生活背景・ブラッシング習慣・全身の健康状態まで丁寧に確認し、将来を見据えて治療を行うことが欠かせません。次の項目では、歯周病がどのように進行し、どの段階で歯茎にどのような変化が生じるのかを詳しく説明します。



歯周病の進行ステップ

歯周病は、ある日突然悪化するわけではありません。最初は軽い炎症から始まり、時間をかけて静かに歯周組織を破壊していく「慢性疾患」です。痛みを伴わないまま進行するため、患者様が気づいた時には歯茎が大きく下がっていたり、歯が揺れ始めていることも少なくありません。ここでは、歯周病がどのような段階を経て進むのかをわかりやすく解説します。


① 歯肉炎(歯茎だけが炎症を起こしている段階)

歯周病のもっとも初期のステージが「歯肉炎」です。
歯と歯茎の境目にプラーク(細菌の膜)が付着し、

  • 歯茎が赤く腫れる

  • 歯磨きで出血する
    といった症状が現れます。

この段階では まだ歯を支える骨は破壊されていません。
適切なブラッシングとプロフェッショナルクリーニングを行えば、健康な状態に戻る可能性が高いです。

しかし、炎症が続くと歯茎の繊維が弱り、初期の歯肉退縮が起きることもあります。


② 軽度〜中等度歯周炎(骨が徐々に吸収される段階)

炎症が歯茎の奥へと広がると、細菌の毒素によって
歯を支える骨(歯槽骨)が溶け始めます。

この段階では、以下のような変化が見られます:

  • 歯茎が下がり、歯が長く見える

  • 歯周ポケットが深くなる

  • 冷たいものがしみる

  • 歯がなんとなく浮いた感覚がある

患者様が気づかないまま進行しやすい理由は、
痛みがほとんど出ないまま骨が失われていくためです。

当院では、担当歯科衛生士が毎回の検査結果を蓄積し、前回との違いを比較するため、早期の変化も見逃しません。


③ 重度歯周炎(骨吸収が大きく進み、歯が揺れ始める段階)

さらに進行すると、骨の吸収が大きくなり、

  • 歯が明らかに揺れる

  • 噛みにくい

  • 食事がしづらい

  • 歯茎が大きく後退し根元が露出する
    といった症状が出てきます。

また、歯周ポケットが深くなることで細菌がさらに溜まりやすくなり、炎症と破壊が加速する悪循環に陥ります。

重度になると、通常のクリーニングだけでは改善が難しいことがあり、
外科的処置(フラップ手術・再生療法)を検討する段階 となります。


★ 当院の特徴:ステージごとに最適な治療を選択

歯周病はステージによって治療法が大きく異なります。
当院では、

  • 歯周ポケット検査

  • レントゲン・CT

  • 担当衛生士による経過比較

  • 唾液検査(SiLL-Ha)でリスクの可視化

などを組み合わせ、
現在どの段階にあるのかを正確に把握したうえで、治療プランを立てます。

進行度に応じて、

  • 歯周基本治療

  • 再評価

  • 必要に応じた外科的アプローチ
    へと進むため、“感覚頼りの治療” ではなく、科学的根拠に基づいたステップで進められる点が大きな特徴です。


プラーク・歯石が与える影響

歯茎が下がる原因を語るうえで、プラーク(細菌の膜)と歯石の存在は欠かせません。歯周病や歯肉退縮の根本にあるのは「細菌による慢性的な炎症」です。この炎症を引き起こす細菌の住処となるのがプラークであり、硬くこびりついて除去できなくなったものが歯石です。

■ プラークが歯茎に与えるダメージ

プラークは、食べかすではなく 細菌の集合体(バイオフィルム) です。歯と歯茎の境目に溜まり、酸や毒素を出し続けることで歯茎に炎症が起こります。

炎症が続くと、

  • 歯茎が赤く腫れる

  • 出血しやすくなる

  • 歯ぐきの線が不均一になる

  • 初期の歯肉退縮が始まる
    といった症状が進行します。

プラークは24時間ほどで形成されるため、毎日のブラッシングで落とし切れない場合、細菌の増殖が続き、炎症が慢性化してしまいます。


■ 歯石が退縮を「加速」させる理由

プラークが取り除かれないまま唾液中のカルシウムと結合すると、数日で歯石になります。歯石は非常に硬く、歯の表面や歯茎の中(歯周ポケット内)にしっかり付着します。

歯石が厄介なのは次の点です:

  • 表面がザラザラしていて細菌がさらに付きやすい

  • ブラッシングでは絶対に取れない

  • 長期間放置すると炎症と骨吸収を進行させる

  • 結果として歯茎の退縮が急速に進む

つまり、歯石は「細菌を増やす台座」となるため、歯茎下がりのスピードを大きく加速させる存在なのです。


■ 当院が行うプラーク・歯石への対策

当院では、担当歯科衛生士が毎回の検診で歯石の付着状況、歯茎の炎症、磨き残しの傾向を細かく記録し、前回との比較を行います。蓄積されたデータをもとに、患者様ごとの「プラークが溜まりやすいクセ」も分析します。

当院で行う主なプロケアは以下のとおりです:

● スケーリング(歯石除去)
専用器具で歯石を確実に取り除き、炎症の原因を断ちます。

● ルートプレーニング(根面のクリーニング)
歯茎の中の歯石や細菌を除去し、根面を滑らかに整え再付着を防ぎます。

● PMTC(専門的クリーニング)
バイオフィルムを徹底的に除去し、自分では落とせない汚れをリセットします。

● 唾液検査(SiLL-Ha)によるリスク可視化
細菌の種類や量、炎症リスクを数値化し、患者様一人ひとりに最適な予防プランを作成します。

これらを組み合わせることで、細菌の温床を徹底的に排除し、歯茎の炎症を抑えながら退縮の進行を防ぐことができます。


■ 今後につながる診療の流れ

プラーク・歯石への対策は、歯茎下がりを止めるうえで“最初の大きな一歩”です。ここを改善しておくことで、次のステップである歯周治療や外科治療の効果も最大限に発揮されます。

次の項目では、プラークと歯石によるダメージが大きい場合に検討される、再生療法が適応となるケース を解説します。

再生療法が適応になるケース

歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が部分的に大きく失われることがあります。このような骨欠損が明確に確認できる場合、通常の歯周基本治療だけでは組織の回復が難しく、再生療法が治療選択肢のひとつとなります。再生療法は、失われた歯周組織(骨・歯根膜・歯肉の一部)が再び再生するよう促す治療であり、歯を長期的に守るための重要なアプローチです。


■ どんなケースで再生療法が検討されるのか?

再生療法はすべての歯周病患者に適応されるわけではなく、「適応条件」を慎重に判断する必要があります。当院では、以下のようなケースで再生療法を検討します。

① 垂直的な骨欠損がある場合(3壁性・2壁性骨欠損など)
再生療法がもっとも効果を発揮しやすいのは、骨が縦方向に深く失われているタイプの欠損です。レントゲンやCTで立体的に評価し、再生が期待できるかを判断します。

② 歯周基本治療を行ってもポケットが残る場合
炎症が改善しても深い歯周ポケットが残る場合、通常のクリーニングでは細菌を完全に取りきれないことがあります。このような部位では再生療法の適応を検討します。

③ 歯を残したい強い希望があるケース
抜歯も選択肢に入るレベルの進行度でも、再生療法が適応すれば“歯を残せる可能性”を高められます。

④ 噛み合わせが安定しており、治療後に良好なメンテナンスが見込める場合
再生療法は成功後の管理が非常に重要です。当院では担当歯科衛生士が継続的にサポートする体制があるため、治療後の安定性が向上します。


■ 再生療法の種類と特徴

当院では、欠損形態に応じて以下の治療を検討します。

● エムドゲイン法(歯周組織再生療法)
歯の発生過程に関わるタンパク質を使用し、歯周組織の再生を促す治療です。痛みが少なく、生体親和性が高い点が特徴です。

● GTR法(組織再生誘導法)
特殊な膜で歯肉の侵入を防ぎ、骨・歯根膜が再生しやすいスペースを確保します。

欠損の形、患者様の年齢、歯の保存の可否などを総合的に判断し、必要な場合のみ適応します。


■ 当院の再生療法の特徴:精密診断と外科精度の両立

再生療法は成功率を左右する要素が多く、精密な診断と外科操作が求められる治療です。

当院では、

  • レントゲン・CTによる立体的な骨欠損の把握

  • 担当歯科衛生士による炎症コントロール

  • 生活習慣や磨き残しの改善
    を事前に徹底し、「再生できる環境」を整えてから治療へ進みます。

また外科手術においては、
必要に応じてマイクロスコープを併用し、術野の視野を拡大することで緻密な処置が可能になる場合があります。

これは、根面の状態や骨欠損の深部をより確実に把握でき、再生材料の適切な配置や処置の精度向上につながります。


■ 再生療法は最後の手段ではなく“歯を守るための積極的な選択肢”

再生療法は大掛かりな処置に感じられるかもしれませんが、

  • 歯をできるだけ残したい

  • 歯茎下がりをこれ以上進めたくない

  • 将来の噛む力を維持したい

という方にとって、大きなメリットのある治療です。

もちろん、全ての症例で再生療法が適応となるわけではありません。当院では患者様の状態を丁寧に診査し、メリット・デメリットを踏まえたうえで最適な治療法をご提案します。


主な原因② 間違ったブラッシングや物理的刺激

歯茎が下がる原因として、歯周病に次いで多いのが「間違ったブラッシング習慣」と、歯ぎしりや噛みしめなどによる物理的な刺激です。多くの方が良かれと思って“しっかり磨く”ことを意識しますが、実はその磨き方が歯茎に大きな負担をかけ、歯肉退縮を加速させているケースは少なくありません。

強く磨きすぎると、歯茎の表面が機械的に削られるような微細なダメージが蓄積され、時間とともに下がっていきます。また、硬めの歯ブラシを使用していたり、歯ブラシを横に大きく動かしている方は、より強い刺激が特定の部位に集中し、退縮を起こすリスクが高まります。

さらに、無意識のうちに行っている食いしばり・歯ぎしりも、歯茎にとって大きな負荷となります。噛む力は自分の体重と同じほど強くなることもあり、これが特定の歯や歯根に繰り返し加わることで、歯周組織が押し下げられるように歯茎の退縮が進むこともあります。特にストレスが強い時期や集中している作業、睡眠時には知らないうちに歯ぎしりが起きていることも多いのです。

当院では、こうしたブラッシングの癖や生活習慣を把握するため、担当歯科衛生士が毎回の検診でブラッシング圧・歯ブラシの動かし方・磨き残しのクセなどを丁寧に確認します。さらに、生活背景やストレス状況、寝ている間の歯ぎしりの有無などもカウンセリングで伺い、原因を多角的に分析します。唾液検査(SiLL-Ha)では、細菌の繁殖傾向や炎症の起きやすさも数値化できるため、「なぜこの方の歯茎が下がりやすいのか」という根本原因をより精密に把握することが可能です。

原因が明確になれば、対策も明確になります。

  • ブラッシング圧が強い方には、歯ブラシの持ち方や動かし方の調整

  • 歯ぎしりがある方には、ナイトガードの作製や噛み合わせの評価

  • 生活習慣に課題がある場合は、改善できるポイントを一緒に検討

このように、患者様一人ひとりの状態に合わせたアプローチを行うことで、歯茎への負担を減らし、これ以上退縮を進めない環境づくりをサポートしています。

次の項目では、「力の入れすぎによる歯茎の摩耗」についてさらに具体的に掘り下げて解説します。


力の入れすぎによる歯茎の摩耗

ブラッシングは毎日の習慣であるため、無意識に行っている「力の入れすぎ」が、歯茎の退縮を招いてしまっているケースは非常に多く見られます。強い力で磨くと汚れがよく落ちるように感じるかもしれませんが、実際には 歯茎を傷つけ、歯肉退縮を進行させる最大の原因の一つ です。特に、硬めの歯ブラシを使用していたり、長年同じクセで磨いている方は、特定の部位だけ歯茎が大きく下がることもあります。


■ 力を入れすぎると何が起こるのか?

過剰なブラッシング圧をかけると、歯茎の表面(上皮)が機械的に削られるように傷つき、次第に薄くなっていきます。薄く弱った歯茎は刺激に耐えられず、少しずつ下に下がっていく形で退縮します。

また、力強く横磨きを続けることで、

  • 歯の根元がくさび状に削れる「楔状欠損」

  • 知覚過敏の悪化

  • 根面むし歯のリスク上昇
    といった症状も引き起こします。

特に楔状欠損は、「左右対称に同じ位置が削れている」という特徴があり、多くの患者様が“削れた部分=むし歯”と勘違いして相談されることもあります。


■ 自分では気づきにくい「磨きグセ」

実際に多い磨きグセの例としては:

  • 力強く磨かないと落ちた気がしない

  • 歯ブラシをぎゅっと握りしめている

  • 奥歯の外側だけ強く磨くクセがある

  • 歯磨き粉を多くつけ、ゴシゴシこすってしまう
    などがあります。

こうしたクセは本人では気づきにくく、「優しく磨いているつもりでも実際は強い力がかかっている」というケースがよく見られます。


■ 当院で行う改善アプローチ

当院では、担当歯科衛生士が患者様のブラッシング状況を丁寧に確認し、

  • ブラッシング圧

  • 歯ブラシの持ち方

  • 歯ブラシの動かし方

  • 磨き残しの位置
    などを細かくチェックします。

実際に当院でよく案内する改善ポイントは次の通りです。

● 歯ブラシは“鉛筆持ち”で軽く握る

強い力を防ぎ、細かなコントロールができる持ち方です。

● 毛先を押し付けず、細かく小刻みに動かす

1~2本ずつ磨くイメージで優しく動かすことで、歯茎への負担が激減します。

● やわらかめの歯ブラシを使用する

硬いブラシは刺激が強いため、歯茎の弱い方には特に不向きです。

● 磨く順番を決めて一定のリズムで磨く

バラバラに磨くと、同じところに何度も力が加わりやすくなります。

担当制のため、前回の状態と比較しながら継続的に改善をサポートできる点も、当院の大きな強みです。


■ 正しい磨き方に変えるとどうなる?

正しいブラッシング方法を身につけることで、

  • 歯茎の炎症が落ち着く

  • 退縮の進行が止まりやすくなる

  • 知覚過敏が改善する

  • 清掃効率が上がる
    などの良い変化が期待できます。

歯茎が一度下がると元には戻りにくいため、「これ以上下げない」ための正しい磨き方を身につけることが非常に重要です。


噛み合わせ・歯ぎしりの影響

歯茎が下がる原因として見落とされがちなのが、噛み合わせの偏り歯ぎしり・食いしばりによる過度な力です。
「自分は歯ぎしりしていない」と思っている方でも、寝ている間や集中時に無意識で歯を強く噛みしめているケースは非常に多く、実際の臨床では退縮の原因として頻繁に確認されます。

歯ぎしりの際にかかる力は、通常の咀嚼時の数倍に達することもあり、これは歯だけでなく歯茎・歯根・周囲の骨にまで負担を与えます。その結果、

  • 特定の歯に力が集中して歯茎が押し下げられる

  • 歯の根元が削れる「楔状欠損」が悪化する

  • 歯根膜が圧迫され、慢性的な炎症を引き起こす

  • 歯が揺れやすくなり、さらに歯茎が下がりやすくなる
    といった問題が連鎖的に起こります。


■ 「噛む力」は歯茎にどんな影響を与えるのか?

噛み合わせが不安定だったり、歯ぎしりで過度な力が加わると、歯周組織がその力に耐えられず負担を蓄積していきます。
特に歯の根元部分は構造的に弱く、繰り返される過度な力で歯茎の付着部が徐々にダメージを受け、退縮を引き起こします。

次のような症状がある方は「噛む力の影響」が強い可能性があります:

  • 朝起きると顎がだるい

  • 頬の内側に噛んだ跡がある

  • 歯の表面がすり減っている

  • 歯がなんとなく浮くような感覚がある

  • 特定の歯だけしみたり痛む

  • 被せ物がよく割れる・外れる

これらはすべて、歯ぎしり・食いしばりのサインです。


■ 当院での噛み合わせ・歯ぎしり評価の特徴

噛み合わせの問題は、見た目だけでは判断できません。
当院では次のような診査を組み合わせて評価を行います:

  • 歯のすり減り方・咬耗のパターンチェック

  • 歯周組織の負担による揺れの評価

  • 歯列全体の噛み合わせバランスの確認

  • 顎関節や咬筋の緊張状態

  • 必要に応じてレントゲン・CTで骨の状況を確認

担当歯科衛生士が毎回の変化を記録しているため、わずかな咬耗の進行や歯の揺れなども把握しやすく、力が関与しているかを継続的に評価できます。


■ 歯ぎしりや噛み合わせが原因の場合の対策

力の問題が歯茎下がりに関与している場合、適切な対策をとることで進行を防ぐことができます。

● ナイトガード(就寝時用マウスピース)の作製

寝ている間の歯ぎしりを緩和し、歯根や歯茎へのダメージを軽減します。

● 噛み合わせの再評価・調整

噛む力が偏っている場合には、歯の高さや接触関係を分析し、必要に応じて調整します。

● 生活習慣アドバイス

日中の食いしばり癖(TCH:Tooth Contacting Habit)がある場合、気づき方・改善のコツを指導します。

● 歯周治療との併用

歯周病と噛み合わせの問題が重なっているケースでは、両方にアプローチすることで治療効果が大幅に改善します。


■ 力の問題を改善すると得られるメリット

噛み合わせや歯ぎしりに介入することで、

  • 歯茎の退縮が進みにくくなる

  • 知覚過敏が改善する

  • 歯の揺れが安定する

  • 歯周治療の効果が高まる

  • 将来の歯の寿命を伸ばせる

という大きなメリットがあります。

歯茎の退縮は「炎症」だけでなく「力」の影響を受けるため、根本的な改善をめざすには両面からのアプローチが欠かせません。


主な原因③ 生活習慣・習癖・加齢

歯茎が下がる原因は、歯周病やブラッシングの癖だけではありません。日々の生活習慣、無意識のクセ(習癖)、そして加齢に伴う組織の変化も、歯肉退縮を静かに進行させる重要な要因です。これらは自覚しにくく、患者様自身が「まさかこれが原因だとは思わなかった」と驚かれることも少なくありません。

たとえば、喫煙習慣がある方は血流が悪くなることで歯茎の治癒力が低下し、炎症が治りにくい状態が続きます。また、口呼吸や頬杖などの習癖は、歯列や噛み合わせに影響し、特定の部位に負担を蓄積させます。仕事中や自宅でのストレスによって食いしばりが増え、それが歯茎を押し下げる要因になる場合もあります。

さらに、加齢に伴う歯茎の変化は誰にでも起こる自然な現象です。年齢とともに歯茎のボリュームが減り、歯周組織が薄くなることで退縮が進みやすくなります。特に40代以降では、歯茎の厚みや耐性が低下し、若いころよりも炎症や力の負担に敏感に反応するケースが見られます。

当院では、こうした“生活背景と個人差”を理解したうえで診療を行うため、初診時のカウンセリングを非常に重視しています。

  • 喫煙習慣の有無

  • 食生活

  • 睡眠中の歯ぎしりの兆候

  • 日中の食いしばり(TCH)

  • ストレス状況

  • 過去の歯科治療歴
    などを丁寧に伺い、歯茎が下がる原因を表面的なものではなく「根本的な視点」で捉えていきます。

また、唾液検査(SiLL-Ha) を用いて、炎症の起こりやすさ・細菌バランス・酸性度などを数値化し、生活習慣が口腔内にどれほど影響しているのかを可視化することも重要なポイントです。数値として理解できるため、患者様自身も予防の意識が高まりやすく、生活習慣の改善がスムーズに進みます。

生活習慣はすぐに変えられない部分もありますが、「何を意識すれば今より良くなるのか」を知ることで、歯茎の退縮は十分に進行を抑えられます。次の項目では、その中でも特に影響が大きい「喫煙が血流に与える影響」について、具体的に解説していきます。


喫煙が血流に与える影響

喫煙は歯周病や歯茎下がりを引き起こす大きなリスク因子です。タバコの煙に含まれるニコチンや一酸化炭素などの有害物質は、口腔内の血管に直接作用し、血流を大きく低下させることが知られています。血流が悪くなるということは、歯茎に酸素や栄養が十分に届かず、細胞の修復能力が落ちてしまうということです。この状態が続くと、歯茎は炎症を起こしやすくなり、傷ついた組織が治りにくくなります。

具体的には、喫煙による血流低下が引き起こす影響には次のようなものがあります:


■ 歯茎の治癒力が著しく低下する

歯茎は常に細菌やブラッシングの刺激にさらされています。健康な状態であれば、軽い炎症や傷は自然と回復しますが、喫煙者はこの「自然治癒力」が大きく損なわれています。そのため、

  • 歯茎の腫れが長引く

  • 小さな傷が治らず慢性化する

  • 清掃しても炎症が引かない
    といった状態が続き、結果として歯茎の後退が進みやすくなります。


■ 歯周病が発見されにくく、進行に気づけない

喫煙者は血管が収縮しているため、炎症があっても出血しにくい傾向があります。これは一見「改善している」ように見えますが、実際には「症状が隠されているだけ」であり、歯周病が重症化していても気づかない危険があります。

そのため、喫煙者の歯周病は発見が遅れやすく、進行が速いという特徴が見られます。


■ 歯茎のボリュームが減り、退縮が進む

喫煙は歯茎に栄養が行き届かなくなるため、歯茎全体が薄くなり、外からの刺激に弱くなっていきます。
こうした状態が続くことで、

  • 歯茎が痩せる

  • 下がりやすくなる

  • 歯の根元が露出しやすくなる
    など、審美的・機能的な問題が生じます。

これは非喫煙者と比べても明確に差が出ており、「喫煙経験のある方は若い頃から歯茎が薄く見える」ケースも珍しくありません。


■ 当院でのサポート:喫煙習慣も含めた総合的な原因分析

当院では、喫煙習慣は歯茎下がりのリスク評価において非常に重要な項目です。初診時のカウンセリングでは、喫煙の本数・期間・禁煙経験などを伺い、現在の歯周組織への影響を丁寧に分析します。

また、唾液検査(SiLL-Ha) では喫煙によって起こりやすい炎症傾向や細菌バランスの乱れが数値に表れることが多いため、患者様自身が客観的にリスクを確認できる点も大きなメリットです。

必要に応じて、

  • 歯茎の状態に合ったブラッシング方法

  • 炎症を抑えるためのプロケア

  • 喫煙との付き合い方や習慣改善のアドバイス
    など、患者様の生活に寄り添ったサポートを行っています。

喫煙はすぐにやめることが難しい場合もありますが、タバコと歯茎の関係を理解し、今よりもダメージを減らす習慣に変えるだけでも、歯茎の退縮リスクは確実に下げられます。


加齢による歯茎の変化

歯茎が下がる原因の中でも、加齢による変化は多くの方に共通する自然なプロセスです。年齢を重ねると、肌が乾燥しやすくなる・筋力が落ちるなど身体に変化が現れるように、歯茎や歯周組織にも“老化による変化”が起こります。この変化自体は避けられないものですが、きちんと理解し、適切にケアすることで退縮の進行を大きく抑えることができます。


■ 歯茎のボリュームが減少する

加齢に伴い、歯茎を構成する結合組織の量が減り、厚みが薄くなっていきます。
薄くなった歯茎は外的刺激に弱く、

  • ブラッシングの力

  • 食べ物による摩擦

  • 噛み合わせの負担
    などに敏感に反応しやすくなるため、歯茎が下がりやすい土台ができてしまいます。

特に40〜50代以降は、「以前より歯茎が痩せてきた」「歯が長く見えてきた」と自覚される患者様が増える傾向にあります。


■ 歯周病の進行スピードが早まりやすい

加齢とともに免疫力や組織修復力が低下するため、軽い炎症でも治りにくくなります。
その結果、

  • 歯肉炎が治りにくい

  • 歯周ポケットが改善しにくい

  • 炎症が慢性化し、骨吸収につながる
    といった進行が起こり、歯茎の退縮に直結します。

「若い頃は問題なかったのに、急に歯周病が進んだ」という方は、加齢による治癒力低下が影響していることがよくあります。


■ 歯根が露出しやすくなり、知覚過敏が増える

加齢によって歯茎が痩せると、歯の根元(象牙質)が露出します。象牙質は刺激に弱く、

  • 冷たい物がしみる

  • ブラシが当たると痛い

  • 甘い物でもしみる
    といった知覚過敏が起こりやすくなります。

知覚過敏があるとブラッシングが難しくなり、清掃不足 → 炎症 → 歯茎退縮…という悪循環に陥ることもあります。


■ 加齢は避けられないが、“進行はコントロールできる”

加齢そのものは避けることはできませんが、
歯茎がどれくらい下がるかは日々のケアとプロケアで大きく変わります。

当院では、加齢による変化に対応するために次のようなサポートを行っています:

  • 担当歯科衛生士による継続的な経過管理

  • 拡大鏡を用いた初期退縮の早期発見

  • 刺激に弱い歯茎への適切なブラッシング指導

  • 根面う蝕を防ぐためのフッ素塗布やPMTC

  • 唾液検査(SiLL-Ha)で炎症リスクの可視化

  • 必要に応じた知覚過敏処置の実施

こうした細かなケアを積み重ねることで、加齢によって起こる歯茎の変化を最小限に抑えることができます。



歯茎が下がるのを防ぐためにできること

歯茎の退縮は、一度大きく進行すると元に戻すことが難しいため、最も重要なのは「進行させないようにすること」です。歯茎が下がる原因は、歯周病・ブラッシングの癖・噛み合わせ・生活習慣など多岐にわたりますが、毎日のセルフケアと定期的なプロケアを適切に行うことで、退縮のスピードを大幅に抑えることができます。

歯茎の健康を守るための対策は大きく分けて、

  • ① 正しいブラッシング習慣を身につけること

  • ② 歯科医院での定期検診・クリーニングを行うこと

  • ③ 生活習慣やクセを見直すこと

の3つです。

しかし「何をどう変えればいいかわからない」という方も多いものです。そこで当院では、患者様ごとに異なるリスクや生活スタイルに合わせて、担当歯科衛生士が最適な予防プランを立てる体制を整えています。毎回同じ衛生士が状態を継続管理するため、小さな変化も見逃さず、歯茎が下がる前の段階で対策を講じることが可能です。

さらに、唾液検査(SiLL-Ha) を活用することで、細菌の状態・炎症リスク・むし歯リスクなどを数値で可視化し、患者様が「どこに気をつければよいのか」を明確に理解できるようにします。こうした定量的な情報があることで、セルフケアと医院ケアの両方に取り組むモチベーションも高まります。

歯茎を守るための取り組みは、特別なことばかりではありません。
例えば、

  • 歯ブラシの持ち方を変える

  • 力を入れずに小刻みに磨く

  • 就寝時にナイトガードを用いる

  • ストレスや生活習慣による歯ぎしりを意識する

  • 口呼吸を鼻呼吸へ切り替える意識を持つ

といった、日常のちょっとした工夫が積み重なることで、歯茎への負担は大きく軽減できます。

次の項目では、歯茎を守るうえでもっとも基本であり、最も効果の大きい「正しいブラッシングの習得」について、さらに詳しく解説します。


正しいブラッシングの習得

歯茎が下がるのを防ぐうえで、最も効果が大きく、日常生活の中で確実に取り組めるのが正しいブラッシングの習得です。しかし「正しく磨けているつもりでも、実は歯茎に負担をかけている」という方が非常に多く、歯茎下がりを訴える患者様の多くに共通して“磨き方のクセ”が見られます。

まず大切なのは、強く磨けば汚れが落ちるわけではないということです。実際には、強いブラッシング圧によって歯茎が傷つき、退縮や楔状欠損を引き起こす原因に直結しています。正しい磨き方とは「力を入れず、毛先をコントロールして、必要な場所に必要な刺激を与える」ことを指します。


■ 歯茎を守るブラッシングの3つの基本ポイント

① 歯ブラシは“鉛筆持ち”で軽く握る

ギュッと握ると無意識に強い力が加わるため、鉛筆を持つように軽く持つことで圧を自然にコントロールできます。
この持ち方だけでも歯茎へのダメージは大きく減ります。

② 毛先を歯と歯茎の境目に軽く当て、細かく小刻みに動かす

大きく横に動かす「ゴシゴシ磨き」は歯茎を傷めやすい磨き方です。
歯と歯茎の境目に毛先を軽く当て、1〜2本ずつ磨くイメージで小刻みに動かすと、汚れは最も効率よく落ちます。

③ やわらかめの歯ブラシを選ぶ

硬いブラシは清掃力が強いように感じますが、歯茎にとって刺激が強すぎます。特に退縮傾向がある方には、やわらかめの歯ブラシが必須です。


■ 当院の特徴:担当衛生士が「あなたの磨き方そのもの」を評価

ブラッシング指導は動画や本で学ぶこともできますが、本当に重要なのは
“あなたの磨き方のクセを理解し、具体的に改善すること” です。

当院では担当歯科衛生士が毎回の検診で、

  • ブラッシング圧

  • 歯ブラシの角度

  • 磨き残しの分布

  • 動かし方のクセ

  • 退縮が起きやすい部位の傾向

を詳細にチェックし、患者様ごとに磨き方を調整します。

同じ衛生士が継続して見ることで、
「前回より圧が弱くなった」
「ここの磨き残しが改善している」
など、小さな変化や成長を正確に把握できます。


■ 歯ブラシ以外のケア用品の選び方も重要

歯茎が下がりやすい方は、歯ブラシのほかにも以下の見直しが有効です:

  • 知覚過敏用の歯磨き粉

  • 毛先が極細タイプのブラシ

  • 歯間ブラシの適切なサイズ選び

  • フロスの使い方

  • 電動ブラシの使用可否

これらは自己判断では誤った選択になりやすいため、当院では口腔内の状態に合わせたオーダーメイドのケア用品提案を行っています。


■ 正しいブラッシングを習得すると起こる“よい変化”

  • 歯茎の炎症が改善して腫れが引く

  • 出血が減り、歯茎が引き締まる

  • 退縮の進行が止まりやすくなる

  • 知覚過敏が軽減する

  • プラークがたまりにくくなる

  • 歯周病治療の効果が高まりやすくなる

歯茎の健康のためには、毎日のブラッシング習慣が最も影響力の大きい要素です。「自分は磨けている」と思っている方ほど、改善の余地があることも多いため、プロのチェックを受ける価値があります。



定期検診の重要性

歯茎が下がるのを防ぐためには、毎日のセルフケアと並んで**定期検診(メインテナンス)**が欠かせません。歯茎の退縮はゆっくり進行するため、自覚できるころにはすでに根元の露出が広がっていたり、歯周病が進行している場合も多く見られます。そこで重要なのが、歯科医院での「早期発見」と「継続的な管理」です。


■ なぜ定期検診で“早期発見”ができるのか?

歯茎下がりの初期は、痛みや腫れなどのわかりやすい症状がほとんどありません。
しかし当院では、以下のようなプロセスで肉眼では見逃しやすい初期変化もチェックします:

  • 歯周ポケットの深さの変化

  • 出血の傾向

  • 歯肉の厚みや形態の微妙な変化

  • 拡大鏡での詳細な視診

  • 歯石やバイオフィルムの付着状況

  • 噛み合わせの変化や歯の揺れ

これらを組み合わせることで、「なんとなく歯茎が痩せてきた気がする」という曖昧な段階でも、原因をつかみ、対策を早期に行うことができます。


■ 当院が定期検診で重視している “担当衛生士制” の強み

定期検診の質は担当者によって大きく左右されます。
当院が 担当歯科衛生士制 を導入している理由は、患者様一人ひとりの“変化”を継続的に追うことができるためです。

担当衛生士が毎回チェックすることで、

  • 前回よりどの部分の炎症が強いか

  • ブラッシング圧の変化

  • 噛み合わせによる負担の有無

  • 苦手な磨き方のクセの改善状況

  • 歯茎の厚みや色の微妙な変化

といった、数値では見えない細かな状態を把握できます。

結果として、
「気づけば下がっていた」ではなく、「下がる前に手を打つ」
という予防が可能になります。


■ 定期検診で行うプロケアは“家庭ケアでは絶対に代用できない”

歯科医院での処置には、セルフケアではできない専門的な内容が含まれます。

● スケーリング(歯石除去)

歯茎の下についた歯石は自分では絶対に取れません。

● PMTC(プロによるクリーニング)

バイオフィルムを徹底的に除去し、むし歯・歯周病リスクを大幅に減らします。

● 根面のクリーニング

歯茎が下がって露出した根面は汚れがつきやすいため、専門的な清掃が不可欠です。

● 生活習慣の見直し

食生活・喫煙・ストレス・口呼吸などの改善アドバイスを行い、生活の中でのリスクを低減します。

これらのケアは、家庭でのブラッシングだけでは到達できないレベルの予防効果があります。


■ 定期検診を受けることで得られる長期的メリット

定期検診を受け続けることで、歯茎や歯の健康に次のような大きなメリットが生まれます:

  • 歯茎下がりの進行が大幅に遅くなる

  • 歯周病の悪化を防ぎ、口腔内の安定性が向上

  • 知覚過敏や根元むし歯のリスクが減る

  • 噛み合わせの変化を早期に発見できる

  • 将来的に歯を失うリスクが大きく減少

  • 医療費の削減につながる

特に歯肉退縮は、定期検診の有無で将来の状態が大きく変わる症状のひとつです。


■ 唾液検査(SiLL-Ha)で数値化し、予防を精密化

定期検診では、必要に応じて唾液検査(SiLL-Ha) を行い、

  • 菌のバランス

  • 炎症リスク

  • むし歯リスク

  • 酸性度・緩衝能

などを測定し、患者様の「守るべきポイント」を明確にします。

数値化されることで予防の優先順位が分かりやすくなり、セルフケアの質も向上します。


唾液検査によるリスク評価

歯茎が下がる背景には、細菌の種類・量・環境要因・生活習慣など、さまざまな要素が複雑に絡んでいます。そのため、「歯磨きを頑張っているのに歯茎が下がる」「同じようにケアしているのに家族より悪くなる」というケースも珍しくありません。
こうした“個人差”を科学的に明らかにするのが、唾液検査(SiLL-Ha) です。

唾液には、その人の口腔内環境を正確に映し出す情報が含まれています。細菌の活動性や炎症の起こりやすさ、むし歯リスク、酸性度や緩衝能といった「目に見えないリスク」を数値として把握できるため、歯茎が下がりやすい原因をより深いレベルで分析することが可能になります。


■ 唾液検査でわかる主な項目

SiLL-Haでは次のような項目を評価します:

歯周病関連菌の活動性

炎症を引き起こす細菌のバランスや強さを数値化し、歯茎の腫れや退縮リスクの高さを予測します。

むし歯リスク(細菌の酸産生能力)

歯根が露出した際に起きやすい「根面むし歯」のリスク判定にも役立ちます。

唾液の酸性度(pH)と緩衝能

酸性に傾きやすい口腔環境は、むし歯だけでなく歯茎の炎症悪化にも関与します。

清掃状況の反映(タンパク質・アンモニア)

ブラッシング習慣の質が“言葉ではなく数値で”わかります。


■ 数値化することで、予防が「明確になる」

唾液検査の最大のメリットは、
“あなたはどこに気をつけるべきか”が明確になること です。

例えば:

  • 炎症リスクが高い → 歯周病対策を優先

  • 酸性度が強い → 食生活とケア用品の見直し

  • 細菌が多い → PMTCや清掃方法の改善

  • 緩衝能が低い → むし歯予防の強化

といった形で、予防方針が個別化されます。
これにより、ただ「もっと磨きましょう」という指導ではなく、根拠をもった“オーダーメイドの予防プラン”を立てることができます。


■ 当院での唾液検査活用の特徴

当院では、唾液検査を単に「数値を出すだけ」で終わらせるのではなく、担当歯科衛生士と歯科医師が連携し、以下の流れで活用しています:

  • 検査結果を元に、現在の歯茎下がりの要因を分析

  • ブラッシング方法の改善ポイントを可視化

  • 生活習慣(食事・喫煙・ストレス)の影響も含めて評価

  • 必要な治療・メインテナンス頻度を個別に設定

  • 将来的な歯茎の変化を予測し、長期計画を立案

担当衛生士制であるため、毎回の変化を追跡し、改善度合いやリスクの変動を継続的にチェックできる点も大きな強みです。


■ 唾液検査は“今後の歯茎を守る先行投資”

歯茎下がりは、見た目の変化や知覚過敏だけでなく、将来の歯の寿命に直結する問題です。
唾液検査は、

  • 「なぜ自分だけ歯茎が下がりやすいのか」

  • 「どうすれば今より良くなるのか」
    を客観的に理解できるため、将来の歯の健康を守るうえで非常に価値の高い検査です。


歯茎が下がった場合の歯科での治療

歯茎が下がった場合の治療は、「なぜ歯茎が下がったのか」「どの程度進行しているのか」によって大きく異なります。歯肉退縮は原因が1つではなく、歯周病・力の負担・ブラッシング習慣・生活習慣など複数が絡み合って起こるため、まずはその原因を正確に見極めることが治療の出発点となります。

当院では、歯周ポケット検査・レントゲン・CT・拡大鏡による詳細な視診、そして担当歯科衛生士による継続的なデータ管理を組み合わせ、一人ひとりの退縮の背景を多角的に評価します。そのうえで、状態に応じた治療方法を組み合わせ、歯茎の現状と将来のリスクを両方考慮した治療計画を立案します。

治療は大きく「歯周基本治療」「噛み合わせ・習癖へのアプローチ」「外科的治療」の3つが柱になります。


■ ① 歯周基本治療(炎症の除去)

歯周病が関与している場合、まず必要なのが歯周基本治療です。

  • スケーリング(歯石除去)

  • ルートプレーニング(根面のクリーニング)

  • プラークコントロール指導

  • PMTC(バイオフィルム除去)

これらは歯茎の炎症を改善するための“土台づくり”であり、どの治療を行う場合でも必ず必要になります。
歯周病が改善すると歯茎の腫れが引き、ポケットが浅くなり、退縮の進行が止まりやすくなることもあります。


■ ② 噛み合わせ・歯ぎしりへの対応

歯茎を押し下げる大きな原因が「過度な力」です。

噛み合わせの偏りや歯ぎしりが関係している場合は、以下のような対応を行います:

  • 噛み合わせの分析・必要に応じた調整

  • ナイトガード(マウスピース)の作製

  • 日中の食いしばり(TCH)改善指導

  • ストレス状況や習癖の評価

こうした力のコントロールは、治療した歯茎を守るためにも必須 です。
歯周病と力の負担が重なると、退縮は加速するため、両方にアプローチすることが治療成功の鍵になります。


■ ③ 外科的アプローチが必要な場合

歯茎の退縮が大きい場合、または見た目や知覚過敏の改善を希望される場合には、外科的な治療を検討します。

主な外科処置には:

● 歯肉移植術(根面被覆術)

歯茎が大きく下がった部位に、上顎の歯茎や人工材料を移植し、露出した根面を覆う治療です。
審美性や知覚過敏の改善に有効で、若年〜中年層の方にもニーズが高い治療です。

● 再生療法(エムドゲイン・GTR法)

骨の欠損が大きい場合に適応され、歯周組織の再生を促す治療です。
歯を残したいという強い希望がある場合に適した選択肢です。

● 歯周外科(フラップ手術)

深い歯周ポケットや歯石を直接的に確認しながら除去し、歯周環境を整える手術です。

外科は「最後の手段」というイメージがありますが、適切な症例では大きな改善が期待でき、歯を長期的に守るための有効な選択肢となります。


■ 治療後も “継続的なケア” が何より大切

治療を行っても、生活習慣やブラッシングの癖が戻ってしまうと再び退縮が進む可能性があります。
そのため当院では、治療後も担当歯科衛生士が変化を追跡し、ブラッシングや習癖の改善を継続的にサポートできる体制を整えています。

「治療して終わり」ではなく、
“治療後の歯茎をどう守るか” に重きを置いた診療が当院の特徴です。


歯周基本治療

歯周病が原因で歯茎が下がっている場合、まず必要となるのが 歯周基本治療(ベーシック・ペリオドンタル・セラピー) です。これは歯周病治療の“土台”であり、どのステージであっても必ず行う治療プロセスです。歯周基本治療は、炎症の原因を取り除き、歯周組織が改善するための環境を整えるもっとも重要なステップでもあります。

歯茎が下がっている多くの症例では、見えている部分だけでなく、歯茎の中に細菌のかたまり(バイオフィルム)や歯石が付着しており、それが慢性的な炎症を維持する“根本原因”となっています。この炎症を取り除かなければ、どれだけ良いブラッシングをしても、どれだけ外科治療を行っても、改善は長続きしません。


■ 歯周基本治療で行う主な処置

● スケーリング(歯石除去)

専用の器具を用いて、歯の表面や歯茎の上に付着した歯石を丁寧に除去します。
歯石は細菌の住処となり、炎症を持続させるため、まずこれを取り除くことが必要です。

● ルートプレーニング(根面のクリーニング)

歯茎の中の深い部分に付着した歯石やバイオフィルムを取り除き、根面をなめらかに整えます。
これにより細菌が再付着しにくくなり、歯周ポケットが改善しやすい環境が整います。

● プラークコントロール指導

歯周病の再発を防ぐためには、日々のブラッシングが極めて重要です。歯茎下がりの原因に合わせて、力加減・磨く順序・歯ブラシの選び方などを担当衛生士が個別に指導します。

● PMTC(プロフェッショナルクリーニング)

歯ブラシでは落としきれないバイオフィルムを徹底的に除去します。
歯茎下がりがある場合、根面う蝕の予防としても重要なケアです。


■ 歯周基本治療の目的と期待できる効果

歯周基本治療は、「歯茎を引き締める」「炎症を改善する」「歯周病の進行を止める」ことを目的としています。治療後には次のような良い変化が期待できます:

  • 歯茎の腫れが引き、引き締まる

  • 出血が減る

  • 歯周ポケットの深さが改善する

  • 口臭が軽減する

  • 歯茎下がりの進行が止まりやすくなる

特に歯茎がぷくっと腫れて退縮が進んでいるケースでは、基本治療だけでかなり改善することもあります。


担当衛生士制による“継続管理”と“質の高い基本治療”

歯周基本治療は、一度で終わる治療ではありません。
炎症や歯茎の状態は日々変化するため、担当衛生士が継続的に経過を追うことが非常に重要です。

当院では担当衛生士が毎回同じ視点で、

  • 歯周ポケットの変動

  • 炎症の強さ

  • 磨き残しの傾向

  • ブラッシング圧

  • 力のかかり方

などを管理するため、改善すべきポイントが明確になり、一人ひとりに最適なケアを提案することが可能です。

また、SiLL-Ha唾液検査で炎症リスクを可視化し、治療効果の高い順番で改善に取り組める点も大きな強みです。


■ 基本治療後に必要な評価(再評価)

歯周基本治療が終わった後は、再度歯周ポケットや炎症の状態を検査します。
ここで改善が十分に見られなければ、

  • 外科治療

  • 噛み合わせ治療

  • さらなる生活改善

など、次のステップへつなげます。

歯周病治療の成功は、この「基本治療 → 再評価 → 必要に応じた追加治療」の流れがどれだけ適切に行われるかで決まります。


外科的アプローチが必要な場合

歯茎の退縮が進行している場合や、歯周病によって骨が大きく失われているケースでは、基本治療だけでは十分な改善が得られないことがあります。こうした状態では、外科的アプローチ(歯周外科) を行うことで、歯茎や骨の状態を整え、長期的に歯を守る治療へつなげることが可能です。

外科と聞くと「怖い」「痛そう」というイメージがあるかもしれませんが、現代の歯周外科は精密性が高く、術後の回復もスムーズになるよう工夫が進んでいます。外科治療は歯茎の状態を直接確認できるため、根本原因を確実に取り除き、歯を長く保つための非常に有効な選択肢 です。


■ どんな場合に外科治療が必要になるのか?

外科治療が適応となるのは、以下のようなケースです:

● 深い歯周ポケットが改善しない場合

基本治療後の再評価で、

  • 4〜6mm以上のポケットが残る

  • 出血や炎症が続く
    などの状態が見られる場合、外科的にポケット内部を直接確認し、徹底的に細菌源を除去する必要があります。

● 骨の欠損が大きく、再生療法が適応となる場合

垂直的な骨欠損(2壁性・3壁性など)があると、再生療法によって組織の回復が期待できます。

● 露出した歯根による知覚過敏や見た目の改善を希望する場合

根面が大きく露出している場合、歯肉移植術(根面被覆術) により、審美的な回復や知覚過敏の改善が可能です。

● 噛み合わせなどの“力の問題”で退縮が進んでいる場合

骨や歯根膜への負担が大きい場合には、外科により歯周組織の環境を整える必要が出てきます。


■ 主な外科的アプローチ

● フラップ手術(FOP:歯周外科処置の基本)

歯茎を丁寧に開き、ポケット内部の歯石や感染組織を徹底的に除去します。
これにより骨や歯根の状態を直接確認でき、清掃が確実に行えるため、治療効果が長期的に安定します。


● 再生療法(エムドゲイン・GTR法)

失われた歯周組織が再生するよう誘導する治療です。

  • 垂直的な骨欠損がある

  • 歯を残したい
    という患者様に有効なアプローチです。

再生療法では、材料を正確に配置する必要があるため、術野の精密操作が結果に直結します。必要に応じてマイクロスコープを使用し、視野を拡大した状態で処置を行うことで、より高い精度が確保できます。

(※診断ではなく、外科時に必要に応じて使用するという医院方針に合わせています)


● 歯肉移植術(CTG・FGGなど)

下がった歯茎を回復させるため、上顎の結合組織を採取し、露出した根面に移植する治療です。

期待できる効果は:

  • 見た目の改善

  • 知覚過敏の軽減

  • 歯茎の厚みが増し、今後の退縮予防に役立つ

特に若い方・審美性を気にされる方には重要な治療オプションです。


■ 当院の外科治療の特徴:精密さと長期安定を重視

当院では、外科治療を“ただの処置”ではなく、歯を守るための長期戦略として捉えています。

特徴として:

  • 必要な症例のみ厳選して外科を提案

  • 術前に担当衛生士と連携し、炎症ゼロの状態へ導く

  • 噛み合わせ・習癖の評価を必ずセットで行う

  • 外科後のメインテナンスで再発を防ぐ仕組み

を整えています。

「外科=怖い」という印象を払拭し、患者様が安心して治療を選択できるよう、丁寧な説明と長期的な視点での治療計画を大切にしています。



まとめ

まとめ:歯茎が下がる原因はひとつではなく、複数の要因が積み重なって進行します。
歯周病、間違ったブラッシング、噛み合わせや歯ぎしり、生活習慣、加齢による変化など、人によって組み合わせはさまざまです。だからこそ、「なぜ自分の歯茎が下がったのか」を正確に理解することが、治療と予防の第一歩になります。

歯茎の退縮は、痛みが出るまで自覚しにくく、気づいたころには根元の露出が進んでいるケースも多く見られます。しかし、早期に対応すれば進行を抑え、将来の歯の健康を守ることが十分に可能です。

当院では、

  • 担当歯科衛生士制による継続管理

  • 歯周基本治療から外科治療まで専門性の高い対応

  • 噛み合わせ・歯ぎしりの評価を含めた総合診断

  • 唾液検査(SiLL-Ha)による精密なリスク分析

といった体制で、原因を正確に見極め、長期的に歯を守る治療方針をご提案しています。

「歯茎が下がってきた気がする」「最近しみる」「見た目が気になる」など、どんな些細なことでも早めの対処が大切です。
今の状態を正しく知ることが、これ以上進めないための最良の予防になります。

お口のことで不安がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたの生活背景やお口の状態に合わせて、最適な治療と予防プランをご提案いたします。

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