精密根管治療
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当院の『精密根管治療』で症状改善を目指しましょう
当院で実際に行った精密根管治療の症例をご紹介いたします。
抜歯リスクの高い根尖病変を精密根管治療で改善した症例
| 年齢・性別 | 20代 男性 | 
|---|---|
| 治療期間 | 2ヵ月 | 
| 治療回数 | 3回 | 
| 治療費 | 精密根管治療 110,000円(税込) | 
| リスク・注意点 | ・治療した歯が保証期間内に抜歯に至った場合、補綴費用の差額でインプラントなどの自費治療が可能です。 | 
外部吸収を起こしている歯を精密根管治療で改善した症例
| 年齢・性別 | 30代 女性 | 
|---|---|
| 治療期間 | 2ヵ月 | 
| 治療回数 | 3回 | 
| 治療費 | 精密根管治療 88,000円(税込) | 
| リスク・注意点 | ・治療した歯が保証期間内に抜歯に至った場合、補綴費用の差額でインプラントなどの自費治療が可能です。 | 
きちんとむし歯を治しませんか?

「とりあえず痛みが取れればいい」「忙しいから早く治したい」
そんな治療を繰り返すうちに、歯を失ってしまう方を多く見てきました。
当院ではマイクロスコープを用い、必要最小限だけ削り、歯をできるだけ残す精密治療を行っています。さらに、治療後のケアや生活習慣まで含めたトータルサポートで、再発防止に力を入れています。
「何度も同じ歯を治療している…」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
歯の神経を取るだけが「根管治療」ではありません
「歯内療法」と呼ばれる根管治療(歯の根っこの治療)は、単に神経を取るだけの治療ではありません。実際には、症状や歯の状態に応じて、以下のような治療が行われることがあります。

根管治療は非常に繊細な処置のため、本来は無菌的な環境で精密に行う必要があります。
しかし実際のところ、世界基準の根管治療を徹底できている歯科医院は、日本国内ではまだ多くありません。
- 「根の先が膿んでいて歯を抜かないといけない」
- 「神経を取ったはずなのに痛みが続く」
- 「何度も根の治療をしたけど、すっきり治らない」
そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、再発を防ぎ、できるだけ歯を残すために、精密な根管治療に対応しています。
当院で行っている「精密根管治療」の特徴を、わかりやすくまとめました。よろしければ、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

当院の精密根管治療の特徴について
スター歯科クリニック西宮北口駅前院の精密根管治療の特徴をご紹介いたします。
POINT① マイクロスコープを使った治療
 保険で行われる根管治療(歯の根の治療)の多くは、裸眼で手の感覚に頼って行うのが一般的です。
保険で行われる根管治療(歯の根の治療)の多くは、裸眼で手の感覚に頼って行うのが一般的です。
ところが、歯の中の根管は非常に細く、複雑な形をしているため、肉眼で正確に把握するのはほぼ不可能と言っても過言ではありません。
その結果、「取り残しがある」「感染源をしっかり除去できない」といったことが起こりやすく、何度も治療を繰り返す原因になってしまうこともあります。
当院では、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いた保険診療の根管治療を行っています。これは珍しいことなのですが、スター歯科クリニック西宮北口駅前院では保険の範囲でもマイクロスコープや拡大鏡の使用を積極的に行い、裸眼では見えない根の内部までしっかりと確認しながら治療します。
菌が潜んでいる細かい部分を「見える状態」で丁寧に取り除くことで、
- 治療の成功率を高める
- 再発や再治療のリスクを減らす
といったメリットがあります。
※すべての症例においてマイクロスコープが必要なわけではなく、歯科医師が症例を見て適切に判断したうえで使用しています。繰り返さない、長持ちする治療を目指したい方は、ぜひご相談ください。
POINT② 歯科用CTによる三次元診断
 歯の根の状態を正確に把握するには、「どれだけ見えているか」がとても大切です。一般的な根管治療で使われるデンタルレントゲンは平面(二次元)のため、見えない場所があることも少なくありません。
歯の根の状態を正確に把握するには、「どれだけ見えているか」がとても大切です。一般的な根管治療で使われるデンタルレントゲンは平面(二次元)のため、見えない場所があることも少なくありません。
スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、必要に応じて歯科用CT(立体的な三次元画像)を活用しています。CTを使うことで、
- 見逃されがちな複雑な根の形
- 隠れた感染源
- 歯の破折や周囲の骨の状態
など、レントゲンでは見えなかった情報を立体的に把握することが可能になります。
つまり、治療を始める前に「どこまで感染しているか」「残せるかどうか」まで精密に診断できるということ。これが、治療の成功率を上げ、再治療のリスクを減らす大きなカギになります。
見えないものを、見えるように。大切な歯を少しでも長く残すために、スター歯科クリニック西宮北口駅前院では「見逃さない診断」を大切にしています。
POINT③ 唾液の侵入を防ぎ、再発を防ぐラバーダム防湿
 根管治療で大切なのは、いかに「無菌的な環境」を保てるかという点です。そのため当院では、治療の際にラバーダム防湿という方法を取り入れています。
根管治療で大切なのは、いかに「無菌的な環境」を保てるかという点です。そのため当院では、治療の際にラバーダム防湿という方法を取り入れています。
ラバーダム防湿とは、治療する歯だけをゴムのシート(ラバーダム)で隔離し、唾液や口腔内の細菌が治療部位に入らないようにする技術です。これにより、治療中の感染リスクを大幅に減らし、治療後の再発(再感染)を防ぐことができます。
実はこのラバーダム、欧米では根管治療の標準的な手技として位置付けられており、ほぼ必須とされています。
しかし、日本の歯科医院では、実施率がまだ数%程度とかなり限られているのが現状です。
スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、保険診療であっても、可能な限りラバーダムを使用して治療を行っています。もちろん、症例によっては使用しない場合もありますが、「再治療を繰り返さない」ことを本気で考えているからこそ、できるかぎり無菌環境を整えて治療しています。
「一度治療した歯が、もう一度痛くなった…」という経験がある方にこそ、ぜひ受けていただきたい治療です。
POINT④ 費用面でも、通いやすく――保険の範囲でできる精密根管治療
 スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、保険診療の範囲内でもできる限り精密な根管治療を行っています。
スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、保険診療の範囲内でもできる限り精密な根管治療を行っています。
本来、マイクロスコープやCT、ラバーダムなどの設備を使った根管治療は、多くの歯科医院で「自費診療(自由診療)」とされることが一般的です。それは、機材の導入コストや治療にかかる時間が多いため、どうしても保険では採算が合わないからです。
それでも私たちは、「大切な歯を残すチャンスを、治療費の負担で諦めてほしくない」という思いから、できる限り保険診療の中で精密治療を提供できる体制を整えています。
もちろん、かぶせ物(補綴)に関しては、見た目や長期的な耐久性を考慮して自費診療をおすすめする場合もあります。ですが、根管治療そのものは、「必要な方に、きちんとした治療を受けてもらいたい」――そんな想いで保険適用内でも妥協せずに取り組んでいます。
まずはご相談だけでもお気軽にお越しください。一緒に、あなたの歯を守るベストな選択を考えていきましょう。
通院回数・精度・保証――さらにこだわりたい方へ

スター歯科クリニック西宮北口駅前院では、できる限り多くの患者さまに精密な根管治療を届けたいという想いから、保険の範囲内で行える適切な処置を行っています。
しかしながら、保険診療には制度上の制限があり、【使用できる器材】【1回あたりの治療時間】などに限りがあるのも事実です。
そのため、
- できるだけ通院回数や治療期間を減らしたい
- より高度な機器や技術を使って、より確実に治療をしたい
といったご希望がある方には、自由診療による精密根管治療もご用意しております。
万が一のときも安心。再発時の保証制度について
当院では、自費診療の感染根管治療に5年間の保証制度(デジタルセラミッククラウンの場合は3年)を設けています。
もしも治療を尽くしても歯を残すことができなかった場合には、その後に必要となるインプラント治療に対して、自由診療後の経過年数に応じた保証を適用させていただきます。
保険診療と自費診療の精密根管治療の比較

根管治療の流れについて
①神経まで虫歯が進行した歯

根管治療は虫歯が進行し、神経が細菌に感染した歯に対して実施します。細菌感染によって神経が炎症を起こしているため、ズキズキとした痛みを感じます。
②感染物質の除去

歯を削って根管を見える状態にした後、リーマーやファイルと呼ばれる器具を使用して根管内の感染した神経や血管を除去します。
③根管内の洗浄・殺菌

根管内から感染物質を除去した後、根管内を洗浄・殺菌します。
④根管充填

根管内にスペースがあると、細菌が繁殖する可能性が高くなるため、充填材で根管の空洞を埋めます。
⑤根管の封鎖

細菌が侵入しないよう、根管を密封してかぶせ物の型取りをします。
⑥かぶせ物の装着

完成したかぶせ物を装着し、咬み合わせを調整して治療完了です。
根尖病変を改善する歯根端切除術にも対応
 重症化した虫歯を放置していたり、根管治療後に再び細菌に感染したりすると、歯根部分で細菌が繁殖して膿が溜まる根尖病変を引き起こします。根尖病変は通常の根管治療では、改善が難しいため、症状によっては抜歯となることもあります。
重症化した虫歯を放置していたり、根管治療後に再び細菌に感染したりすると、歯根部分で細菌が繁殖して膿が溜まる根尖病変を引き起こします。根尖病変は通常の根管治療では、改善が難しいため、症状によっては抜歯となることもあります。
そのような場合、当院では歯茎を切開して細菌感染を起こした歯根の切除、膿の摘出をする「歯根端切除術」によって症状の改善、抜歯の回避を目指します。
自費診療の精密根管治療の費用
| 名称 | イメージ | 内容 | 料金(税込) | 
|---|---|---|---|
| 精密根管治療 |  | 前歯 | 60,000円 (税込66,000円) | 
| 小臼歯 | 80,000円 (税込88,000円) | ||
| 大臼歯 | 100,000円 (税込110,000円) | ||
| デジタルセラミック ※前歯除く |  | 金属を使わないので金属アレルギーの心配がありません。透明感のある健康的な白い歯の輝きで天然歯の美しさを保ちます。 美しさ:★★★★ 耐久性:★★★★ | 90,000円 (税込99,000円) | 
| オールセラミック |  | 審美性が高く、自然歯に近い透明感があります。金属を使わないので金属が解け出して歯ぐきが変色したり、金属アレルギーの心配がありません。 美しさ:★★★★★ 耐久性:★★★★ | 140,000円 (税込154,000円) | 
| プレミアムセラミック |  | 強度と審美性を兼ね備え、自然歯に近い質感・透明感があります。金属を使わないので金属が解け出して歯ぐきが変色したり、金属アレルギーの心配がありません。 美しさ:★★★★★ 耐久性:★★★★★ | 175,000円 (税込192,500円) | 
費用例(大臼歯 × オールセラミック補綴の場合)
▼患者さまが大臼歯に対して自費診療の精密根管治療を選択し、上部補綴にオールセラミッククラウン(14万円)を選んだ場合
精密根管治療10万円+補綴14万円=合計24万円
保証制度(自費診療の場合)
万が一、精密根管治療を行ったにも関わらず抜歯となった場合は、差額をお支払いいただくことでインプラントに移行可能です。
補綴内容に応じて、以下の金額がインプラント費用から減額されます。
●インプラント費用:42万円(税込)
(※骨造成・ガイドサージェリーなどが必要な場合は別途費用あり)
| 名称 | 保証年数 | 減額金額 | 
|---|---|---|
| デジタルセラミック | 3年保証 | 9万円 減額 | 
| オールセラミック | 5年保証 | 14万円 減額 | 
| プレミアムセラミック | 5年保証 | 17.5万円 減額 | 
上記の費用例における保証適用ケース
▼仮に「大臼歯×オールセラミック」で治療後、5年以内に抜歯となった場合
インプラント費用42万円-減額(補綴分)14万円=負担額28万円
根管治療に関するよくあるご質問

他院で抜歯と診断されたのですが、抜かない治療は可能でしょうか?
可能性はあります。マイクロスコープによる精密根管治療なら抜歯をせずに済む可能性があります。まずは一度当院へご相談ください。
他院とスター歯科クリニック西宮北口駅前院の保険根管治療の違いは?
保険診療は国に定められた範囲の中で行わなければならず、使用する器具や薬剤、術者に関わらず同じ費用です。そのため安く古い材料での治療も可能ですが、当院に来ていただいた患者さまに満足してもらうために出来るだけ先進の器具を用いて、歯が残る確率を上げております。
自費の根管治療はどれくらい通院が必要ですか?
通常、2〜3回の通院で完了することが多いです(症例により異なります)。保険診療よりも一回あたりの処置時間を長くとれるため、回数を抑えた効率的な治療が可能です。
自費治療でも抜歯になることはありますか?
状態によっては、どんなに精密な治療を行っても保存が難しいケースもあります。ただし、自費根管治療では精密診断と高度な技術で抜歯を回避できる可能性が高くなるため、他院で「抜歯しかない」と言われた歯でも残せる場合があります。
西宮北口で歯の保存に努めた精密根管治療をご希望の方へ

スター歯科クリニック西宮北口駅前院の根管治療では、患者さまのお悩みをお伺いした上で、治療方法をご提案させていただきます。「精密根管治療がどのような治療なのか」「歯を抜かずに治療できるのか」といった疑問や不安を抱える患者さまの悩みを解決します。
当院では、どのような疑問や不安にも対応可能です。今の状態がどんな症状なのか、治療すれば治る見込みはあるのか、抜歯せずに治療できるのかなど、抱えているお悩みをすべてお聞かせください。
抱える悩みを伺ったうえで、一般的な治療方法から説明させていただきます。特に、セカンドオピニオンの場合には患者さまが納得できる治療計画を提案いたします。










